名作揃いのジブリ作品ですが実はサブスクリプションではほとんど配信されていません。昔見たジブリ作品を久しぶりに視聴しようとしたのに、リストの中になかったという人も多いですよね。あれだけの人気があるジブリ作品なのに配信しないのはなぜなのでしょうか?今回はその理由について調査してみました。

宮崎駿監督が配信に前向きではない

ジブリ作品を配信しない理由として、最も多く噂されているのが「宮崎駿監督が配信に前向きではない」です。
宮崎駿監督は「映画は映画館で見るものだ」という考えの持ち主で、テレビの地上波放送やビデオ・DVDレンタルにも否定的だったと言われています。
唯一、地上波でジブリ作品を見る事ができる金曜ロードショーですが、これには日本テレビの元副社長や代表取締役社長を歴任した故・氏家齊一郎氏が自分のスポンサーになっていた事が関係していると言われています。よく考えてみると、ジブリ作品を日本テレビ以外で見かけた記憶ってないですよね。

地上波放送時に視聴率を取るため

ジブリ作品を配信しないのは地上波での視聴率を確保するため?

金曜ロードショーでジブリ作品が放送された時には、いつも高視聴率になった事が話題になっていますよね。
視聴率が低下していると言われているテレビ業界で、今でも安定して10%以上の視聴率を取る事ができるのはジブリ作品の強みと言えるでしょう。
ですが、サブスクでジブリ作品を配信してしまうと地上波放送の時の視聴率に影響が出る事が原因だという噂も多くあるようです。

ジブリが権利を持っていない作品も多い

実は、ジブリが単独で権利を持っていない作品も数多くあります。
ジブリがディズニーと業務提携している事は有名ですよね。また、「レッドタートルのある島」のように、海外のアニメ会社と共同制作しているケースも珍しくありません。
ジブリは配信したいと考えていても、権利を持っている企業がOKを出してくれないから配信できないといった作品もありそうですね。逆に言えば、ジブリ作品でも権利を持っている企業がOKを出せば配信ができるという事でもあります。

DVDでの利益を確保するため

サブスクでの配信やレンタルはありませんが、DVDでジブリ作品を購入する事は可能です。
ジブリ作品は公開・販売からどれだけ長い時間が経っても人気を衰える事はなく、いつまでも売れ続けています。配信してしまうと、現在売れているDVDの売上が下がってしまうという理由から、配信しないとも言われています。

まとめ

今回は、ジブリ作品を配信しないのはなぜ?といった理由について調べた情報をまとめてみました。
全て噂となりますが、説得力のある理由ばかりでしたね。
ですが、これからはジブリ作品も徐々に配信されていくという噂もあるので、お気に入りのジブリ作品が配信されるのを気長に待ちましょう。